横断歩道を渡る僕たち
2020年2月のイエモン@京セラドーム大阪を最後に、この1年、ついにライブに行くことがなかった。
イエモンの時点でも大変なことだという空気になりつつあったけれど、想像より全然すごい、世界中の出来事で。
それにしても、丸1年もライブに行かないなんて、初めてライブを見て以来なかったこと。
まあ、近年はライブに行っても、見ていると歌いたい気持ちの方が強くなってしまって、
なんだか楽しみきれないことの方が多かった。
※熱唱くんにはなりたくないので、もちろん歌いませんけど(笑)
そんなわけで、1年ぐらい行かなくても、案外どうということもなく…
そりゃあ学生から20年ぐらい散々色々見に行ったから、
多少は飽きみたいなものもあったかもしれない。
ずっと皆勤だったap bank fesの、'12ぐらいだったか、
敢えて3日間の2日目のチケットを取らずに、皆勤を止めてみた。
後ろ髪をひかれるような思いを噛み締めつつ、
どこか少し気持ちが軽くなったようでもあった。
別にミスチルを制覇したいわけじゃないけれど、
どこか「自分は誰よりも見てきた」みたいな義務感を勝手に感じていたのかも。
それ以来、ツアー初日とファイナルは見ておかなきゃ!
みたいな変な強迫観念も消えて、本当に楽になりました…
(いや、本当に一般的な人は、そんな気持ち微塵もないんでしょうけど)
あるいは、年をとって、単純にこだわりや熱さが小さくなってしまっただけかも。
もしそうだと、ちょっぴり寂しいような気もする。
Mr.Children - 横断歩道を渡る人たち
「僕だって何もかもをもの分かりよく年老いたくはないんだ」
今になって、なるほどなんて共感しちゃいました。