Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field- 感想

メンバーの笑顔が多いなぁ・・・というのが、1回目を見終わっての印象です。10年前は硬い顔してライブをしていたのに、今の桜井さんの楽しそうなこと。そのおかげか、映っているメンバーや観客の顔にも笑顔が多くて、つい楽しい気分になるDVDでした。

DISCOVERYの頃は収録されている音が悪くて残念だった記憶がありますが、今回のはかなり良い音で収録されていて嬉しい限りです。桜井さんの透き通った声はもちろんのこと、ズンと響くナカケーのベースまでしっかりと聞こえます。

更に15周年ということもあってか、セットリストは豪華の一言。長くやらなかった「シーソーゲーム」に「CROSS ROAD」、アレンジを変えた「Tomorrow never knows」、さらに中期の名曲「HERO」。他にも「名もなき詩」やアンコールの「Innocent World」などなど、ベスト盤としてCDに出来るような楽曲が揃っていて、最近ファンになった人には断然オススメのDVDです。もちろん古くからのファンにもオススメ・・・なんて、言うまでもなく買っているんでしょうね(笑)

一つだけ残念なのが、丹下さんによるカメラワークやDVDの構成。個人的に、ライブDVDはライブDVDとして楽しめる事を期待しているので、間に挟んであるインタビューや、ある曲での弾き語りからライブ映像に繋げるような変更は不要でした。オマケとして最後に収録してあれば単純に嬉しかったのですが。丹下さんの作品はとても芸術的だと思う半面、全ての作品でそれをされると・・・Mr.Childrenに関しては、あくまで音楽中心の構成にして欲しいなと思いました。

ちなみに、一押しのシーンは会場全体で合唱した「口笛」。それを聞いた桜井さんやメンバーの嬉しそうな笑顔に、不覚にも泣きそうになってしまいました。他にもライブアレンジで徐々に盛り上がっていく「Any」、激しいバンドサウンドの「ポケット カスタネット」、桜井さんの声が絶好調の「Innocent World」もかなり気に入ってます。

ライブに行った人はその時の記憶が蘇るような、行けなかった人もライブに行ったような感覚で楽しめるような、そんなDVDだと思いました。

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Mr.Children “HOME” TOUR 2007~in the field~