スルメ曲なんて存在しない!

たまに「これはスルメ曲だ」なんて言う呟きや書き込みを見かけます。最近、実はそんな曲なんて存在しないんじゃないかと思うようになりました。

確かに最初ピンと来なかった曲が、聴いてるうちに良くなってくる事っていうのはあるんですよ。でもそれは、何度も聞いていられる、そもそも「アーティストなり曲なりが好き」だからな気がするんですね。心理学的に言うところの「単純接触効果」なのかなと。

単純接触効果 - Wikipedia

本当に好きな曲って、やっぱり最初に聴いた時から好きな曲ですよ。自分の場合、ミスチルで例えると「Tomorrow never knows」「名もなき詩」「終わりなき旅」「くるみ」なんて一発目からガツンときましたもん。「これスルメ曲」とか言ってた曲で、最終的にこの辺より好きになった曲は…やっぱりありません。どんな曲でも、聴けば聴くほどに「ここの歌い方こだわってんな」とか「こんなコーラス入ってたんだ」みたいな気付きは増えるので、言いようによっては「全ての曲はスルメ曲」っていい方も出来るかもしれません。強いて言えば、最初から好きな曲って熱愛期からスタートする恋愛のようなもので、飽きるまでがちょっと早いかも。

大体「これスルメ!」なんていう時って、好きなアーティストで1回目に聞いてピンと来なかった曲に対して言う事が多いかな…はい自分です(笑)

Googleで「スルメ曲」で検索かけたら、ニコニコ大百科でも色々と議論されていました。スルメ肯定派と否定派の議論が面白いです。

スルメ曲とは (スルメキョクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

ということで、スルメ曲なんてものはこの世に存在せず、あるのは「スルメ化現象」のみという結論に勝手に至りました。あくまで個人的に。

こういう話って茂木先生みたいな脳科学に詳しい人なら、もっと本当の結論を出せるかもしれませんね。ま、実際がどちらであっても正直どうでもいい与太話ではあります。最終的に好きになったならスルメ曲だろうが何だろうが関係ないんです。好きならそれでいい!じゃあ、わざわざ時間かけて書いたこの記事は何なのって話ですけど(笑)

それではまた!