ライブブームは起こっているのか?

最近はライブブームなんて言われたりしますけど、チケットの取りづらさから考えると確かにその通りかもしれません。

ミスチルのドームツアーを例にすると、2005年はファンクラブで取り放題だったのが、2009年は少し取りづらく、2012年は更に取りづらく…と変化しています。ミスチルが絶えず新規ファンを獲得した事も原因ではあるでしょうけど、そこまで劇的に増えた気はしません。

チケットをネットでパパッと取れるようになったためでしょうか。かつての電話や店頭に比べるとかなり敷居が低いです。ツイッターなどのSNSが身近になるにつれ、気持ちの意味でもライブが身近になったように思います。

更に、複数公演に参加する人も増加傾向にありそうです。ソーシャルを介して、遠征先でも一人にならずファン同志で集まれる環境が整いました。

人数と参加公演数という、需要の増加がチケットの取りづらさに繋がっている気がします。もちろん公演数やキャパを大きくすれば対応できますが、追い付けていない所も多いでしょう。

そういえば、史上最短で武道館公演!とかドーム公演!みたいな踊り文字を見る機会も増えました。その辺りもライブブームを裏付けている気がします。CDのかわって音楽業界が活発になるのは嬉しいですが、このブームは続くんでしょうか?それとも一過性のもの?チケットが取りにくいのも切実な悩みなので、程々がいいな…なんて思うのでした。