知識が音楽の邪魔をする

久しぶりにミスチルのアルバムをEVERYTHINGからリリース順に聞いています。自分はEVERYTHING〜Atomic Heartまでの4枚をお年玉で大人買いしたので、この4枚は尋常じゃないぐらいヘビロテで聞いてました。当時、音楽の事をなーんにも知らなかったので「いい曲!」って純粋に楽しんでた頃を思い出します。

あれからミスチルの曲はもちろん、他のアーティストの曲もたくさん耳にして、当時に比べれば音楽の知識もそれなりには増えました。増えたことで当時は分からなかったような、ちょっとした深みを味わえるようにもなったんだけど、同時に小さな事が気になって楽しめなくなった部分もあったりして。「慣れ」とも言えるかな。音楽に限ったことじゃないけど、慣れちゃうって恐ろしいですね。そういえばライブに対するワクワク感も昔より無くなった気がします。

知識がつくことが悪いとは思わないけど、それで楽しみが減っちゃうぐらいなら、知らない方が幸せだなぁとも思います。評論家になりたい、ってんでなければ。これからCDやライブを見る時は、それまでに得た知識を取っ払ってまっさらな気持ちで楽しみたい!そしたら純粋に自分が好きなものがしっかり見えるかな…なんて思いました。

自分が音楽を好きになりたての曲を聴き直してみるの、オススメです。童心に帰ってリセットできますよ!