ちょっと待て、それはダフ屋の手先かもしれない!

前回の記事は、チケットがなくても会場に行っちゃえば何とかなるって話でした。

ライブ当日、チケットがなくても会場に行ってしまえ! | ライブとチケットとミスチルな日々

じゃあ逆に、当日にチケットが余ってしまった場合はどうすればいいか。これもやっぱり同じで、会場まで行って誰かに売っちゃえばいいんです。定価で譲れるか、安くしないと買い手がつかないかどうかは公演の人気によりますが。

人気公演の場合、ライブ会場の最寄駅で降りると、「チケット譲って下さい」とボードを持った女の子(男性もいますが)が立っています。見た目はギャルっぽいのに、何て健気なんだろう。これはチケットを譲ってあげなければ…いやいや、ちょっと待って下さい。本当にその子がライブを見るのでしょうか?もしかしたらダフ屋の手先かも。

さて、ダフ屋とは何でしょう?細かく説明すると長くなるのでwikipediaで勝手に調べて欲しいのですが(笑)、簡単に言えばチケットを安く買い叩いて高く売りさばく人たちのことです。ライブに行った事がある人なら、きっと耳にした事があるはず。「余ったチケットない?あったら買うよー。チケットないなら売るよー」って。あの人達こそがダフ屋です。基本的にダフ行為は違法だったり迷惑防止条例違反だったりするのですが、どこ吹く風で人気公演には出没してきます。

さて、あなたがダフ屋に安く売ったチケットは、高い確率で誰かが高値で買っています。自分もかつてコブクロの公演で経験した事がありました。定価の倍近い価格で買ったチケットで入場してみると、隣の席の人から「いくらで買ったんですか?」と。「****円」と答えたら、「えーっ!?500円で売ったのに!」とすごい勢いで残念がってました。それを聞いた自分も残念な気持ちになりましたってば(笑)

結果的にそのコブクロ公演は自分にとって本当に感動的なライブでした。その後、コブクロのアルバムを全て買ってライブに通うようになるぐらい影響があったことを思えば、定価より高かったからと言って損をしたとは思っていません。でも、隣の人から定価で譲って貰っていれば、自分も、その方たちにとっても良かったのにとは思います。

ということで、会場前で「譲って下さい」ボードを持っている人に譲る場合は、一緒に入場できるかどうかを確認して、断られたらダフ屋の手先かどうかを一寸疑ってみて下さい。今なら、Twittermixiで本当に譲って欲しい人を見つけやすくなったので、ぜひ文明の利器も駆使して頂きまして!ぜひに!

余談ですが、ダフ屋肯定論なんていうページも見つけました。こんなブログを書いているとダフ屋(転売屋)に否定的と思われるかもしれませんが、そういう訳でもないです。無駄に高く買わされるのは勿体無いから自分で取ろうよと思っているだけで、特に否定もしません。実は転売屋もリスクは負っているのです。下記のページの転売論はなかなかに興味深かったので、もしお時間があれば見てみて下さい。いずれこのブログでも転売論について書いてみようかな。

ダフ屋肯定論 -- livehis

それではまた!