ASKA 2013/3/1 神戸国際会館こくさいホール セットリスト&感想(ネタバレあり)

ASKA CONCERT TOUR 12>>13 ROCKET

2013年3月1日(金) 神戸国際会館こくさいホールのセットリストです。

ASKAさんのソロライブに初参加しました!

いやぁ…良かったなぁ…

詳しくはネタバレになるので、下の方に書きます。

この記事はネタバレを含みますのでご注意下さい。

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【感想】

※前置き

自分はCHAGE and ASKAのライブに1回行っただけで、ASKAさんのソロライブは初。ド新入りの感想ですので、そこのところは承知の上でお読み下さいm(_ _)m

見終わった後の感想は、ASKAさんすげぇ!

今から長々と書いた内容も、まとめちゃえばその一言。本当に美味しい料理に言葉はいらねぇ…みたいな。でも書くんですけど(笑)とにかく音のプレッシャーが尋常じゃなかったです。繊細で重厚な弦楽器のような、そんな歌声、音でした。

・はじまりはいつも雨

イントロで拍手。自分はイントロで分からず、歌い出しで気付いて「おぉ、やっぱりこの曲で拍手が起きるんだ」と妙に感心しました。ミスチルでいう「innocent world」みたいな趣なのかなと(笑)

最初のAメロ「水のトンネル」の部分で歌詞がとんでしまって、曲を中断。「声がよく伸びると思ってたんだけど…」とボソっと呟いたので、よっぽど喉の調子がよくて、歌詞が飛ぶほど気持ち良く歌えてたんでしょうね。あたたかい拍手に迎えられながらのテイク2は、失敗した1回めをさらに上回る声で歌い上げてくれました。自分が幼少時代から知っている唯一の曲だったのと、あまりの声の伸びと感情量に完全に飲み込まれました…

・いろんな人が歌ってきたように

CDでこの曲を聞いていなければ、今回のライブに行きたいと思わなかったかも。「全ては自分だってこと」言葉にすればシンプルですけど…深い。大サビの盛り上がりからの部分は、CDで初めて聴いた時の衝撃そのままに、すぅーっと体に入ってきました。自然体のASKAさんを感じられると同時に、気持ちをふわっと楽にしてくれる曲です。

・同じ時代を

ap bank fesで聞いてからずーっと印象に残っていました。311の東日本大震災に関するMCで「この曲を書いた時にはそんな事(大震災)もなかったけど、後になってから違う意味を持って聞こえる」というようなニュアンスの言葉の後で歌ってくれました。震災以降、色々なアーティストのライブで、似たような言葉を聞いてきました。他にも「震災があって、自分に何か出来ることがあるんだろうか」と悩んだという話も、やはり他のアーティストでも耳にした話です。ミュージシャンという優しい人達はそれだけでどこか似ていて、ASKAさんも例外じゃないんだな…なんて感じていました。

ap bank fesの時もそうでしたが、とても丁寧に、大事に歌われて、強く気持ちが伝わってきました。ともすれば国や政党、社員や近所、必要のない争いをしてしまいがちな中、「同じ時代を歩いて、繋いでいく僕たち」というメッセージが重く響きます。

・歌の中には不自由がない

今回のライブで1発目にガツンと心打たれた曲です。サビの最後、「歌の中には不自由がない!」と声を張る部分のカッコよさに撃ちぬかれました。いやぁ、カッコいい!

・朝をありがとう

振り付けつき。こんなのもあるんですねぇ。その後のMCで、「みんな楽しそうでいいね。先日、宇都宮でライブやったんだけど、みんな真顔で踊ってくれてたから怖くってさ。」なんて事をいってました。自分は聞くのに集中していましたたが、もし踊ってたらきっと真顔になってただろうな…(笑)

・Far Away

本日のMVP。初めて聴いた曲だったのと、バラード続きで眠くなっていた所でした。(※ひとつ弁解。個人的に飲んでいる薬のせいで、普段から眠くなりやすいのです…念のため)

そんな中、最後の「Far Away〜♪」のハイトーン。何て言ったらいいか、脳天から突き抜けていくような声に、薬による眠気すら奪われました。どんだけ凄い声なのよ(笑) もし1曲だけ好きな曲を再現してもらえるなら、自分は間違いなくこれを選びます。

・バンドメンバー

ギターを持つASKAさんの他に、ギター2人、ベース1人、ドラム1人、キーボード1人、バイオリン1人、コーラス男女1人ずつ…これ普通ですか?バンドと違ってASKAさんがソロだからかもしれないけど、それにしても豪華。バイオリンまでいるなんて。ただ、強い音に負けない声だからこそ出来る構成でもあるんだろうなぁ。

と、こんな感じで自分なりに思っていた事を書いてみました。とにかく行って良かった!曲はもちろんだけど、あの声は宝ですよ、ホント。長くファンをしている方には読んでいて「ん?」な事もあったかもしれませんが、そこはどうか温かくm(_ _)m

ここからは余談。

これまでにASKAさんをソロとして見たのはap bank fesのみ。apはほぼ全参加なので、2006年、2008年、2011年と3回とも見ています。初めて見た2006年、野外で音が抜けていく環境で、マイクと距離を置いてこんなに音を響かせるなんてどんな化け物だと思いました。本気で(笑)

このフェスで盛り上がったのはやはり「SAY YES」「YAH YAH YAH」「はじまりはいつも雨」などのヒットソング達。参加者ほぼ全員が知ってるんですからねぇ…下手すると、会場に一番多いミスチルファンですらミスチル曲以上に知っていたかも。そんな曲があるっていうのは凄いことです。でも、後々まで自分の記憶に残ったのは「同じ時代を」「UNI-VERSE」の2曲でした。どちらもこのフェスで初めて聴いた曲です。

今回のリードアルバムになる「SCRAMBLE」が良作で、その中でも「いろんな人が歌ってきたように」に感動したこと、事前に見たセットリストに前述した2曲が入っていて「これは見たい!」と思っていた折、幸運にも譲ってくれる方が見つかり参加が決定。この会場は音響が良いことで評判なので、ASKAさんの声を堪能するのに最高じゃないですか!

音響家が選ぶ優良ホール100選 - Wikipedia

実際にライブに参加してみて思ったのは、ASKAさんは優しくてお茶目な人なんだなと。ap bank fesで見た時はカッコつけでキザみたいな、そんな人だと思ってました。最近柔らかくなったのか、元から優しくてお茶目だったのかは、見続けているファンの方なら分かるんだろうなぁ。

そういえば、「UNI-VERSE」が楽しみっていう話をチケットを譲ってくれた方にしたところ、「ファン的にはちょっと飽きてきていて…すみません」的な事を言われたんですが、いやいやいやいや分かります。自分もよく行くミスチルの曲でそういうのありますもん。「worl…」おっと(笑)

でも、キャリアが違えば楽しみも違うんだな…と再認識できた一節でした。自分が飽きてるからと言って、こき下ろしてはいけないなと心を引き締めました。

最後に、チャゲアスの再始動についてのMC。「当時はもうやれる事は全てやって、新しいものを作れる自信がなかった。でも、今になって見てみるとまだまだ新しい物を作れそうな気がする。」という言葉で、夏の再始動がますます楽しみになりました。新しい作品もきっと作ってくれそうだし、唯一のチャゲアス参加だった2007年アコースティックでは果たせなかった、拳を振り上げての「YAH YAH YAH」もしたい!(笑)

以上です。長々と初心者の感想を読んで頂き、ありがとうございました!

【セットリスト】

※他の会場のものを持ってきましたが、多分同じだと思います。

もし間違っていたら、コメント欄に訂正お願いします(^_^;)

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UNI-VERSE

SCRAMBLE

朝をありがとう

Girl

歌の中には不自由がない

birth

Far Away

はるかな国から

you&me

はじまりはいつも雨

冬の夜

水ゆるく流れ

けれど空は青~close friend~

Kicks Street

LOVE SONG

L&R

バーガーショップで逢いましょう

晴天を誉めるなら夕暮れを待て

僕の来た道

いろんな人が歌ってきたように

(アンコール)

木綿のハンカチーフ(カバー)

同じ時代を

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それではまた!

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