「嫌い」を減らして、来る音楽を拒まない方が100倍楽しい!

自分が普段聞いている音楽はかなり限定的。頻繁にCDを買う訳でもないし、ちょっと気になる程度のものはレンタルして聞くぐらい。何かにハマると一極集中。そんな自分でも音楽のレパートリーがポップ、アイドル、ロック、サントラ、ヒップホップと少しずつ着実に増えているのは、嫌いという気持ちを極力持たないようにしてきたからかなと思っています。

今でこそももクロにどっぷりハマっていますが、つい半年くらい前までは無関心…むしろ少し嫌ってました。割とAKBを好意的に見ていたので、敵のように思っていたんですね。曲もなんだか微妙だなと勝手に感じていたような。ただある時、これじゃいかんってことで、ももクロ5人の中から見た目が好みのタイプを見つけて(黄色の子でした)、次にスカパーでやってたライブ映像を見たらあら不思議。一瞬でハマりました。我ながらビックリしちゃいます。それまで微妙だと思ってた曲たちも、ちゃんと聞いてみると凄くいい!「嫌い」って思ってたからマイナス評価しちゃっていたんですね…

そのAKBも決して人より早く知ったわけではなく、むしろ人より遅い2010年の総選挙。大島優子前田敦子にかわって1位になり、直後のヘビーローテーションで爆発した年です。それまではアイドルなんて見向きもしなかったのが、ヘビーローテーションを好きになってみたら他にもいい曲があること!さすが作家を仕事にしている人が作った曲たち、なめてたら痛い目みました(笑)

あえて音楽ファンに嫌われてそうなアイドルを例にしましたが、他のジャンルやアーティストに対しても一緒です。嫌いという気持ちから入ると、何を見ても悪いようにしか見えません。好きになれるチャンスを減らして生きるなんて、人生損してるんじゃないかなぁ。

何でもかんでも好きになる必要はないと思います。自分も、いわゆる着うた系と言われたりする中で良いなと思うのは西野カナとJUJUくらい。加藤ミリヤ清水翔太BENIは自分には刺さってきませんでした。ただ今のところ自分に刺さっていないってだけで、いつか好きにさせる曲を出してくる可能性もあるじゃないですか。別に嫌う理由も何一つないので、CDTVとかで曲が流れてくればひとまず耳を傾けてみます。

嫌いになるとテレビに出てくるたびに不快になるし、いいことなんて一つもありません。まずは好きになれそうなポイントを探して、それでもピンとこなければ無関心でいればいいんです。嫌いは精神衛生上も良くないし、趣味の幅を広げるチャンスを潰すし、ホント百害あって一利なし!たとえAKBの売り方が、秋元商法が気に入らなかったとしても、それはそれとして無闇に嫌わずに楽曲は中立で聞いてみると何かが開けてくるかもしれませんよ?

来る者は拒まず、去るものは追わず。あまちゃんで夏ばっぱが言っていました。自分も来る音楽は拒まず、敢えて自分からは追わず(笑)

そんなことを考えながら、今日も新しく何かが刺さってこないか待っています…