REFLECTION Mr.Children LIVE FILM ファーストインプレッション
TOHOシネマズ 六本木ヒルズをジャックした前夜祭も無事終わって、2/7からいよいよ全国での上映がスタート！いつもチクチクと小言ばっかり言ってますけど、それはただのツンデレですのでもちろん初日に行きました(￣ー￣)ｂ
TOHOシネマズ梅田の2回目となる11:45公演、客入りは良くて2割程度。静かに集中して見たいので、あえて人が少なそうなお昼時を選んだとはいえ、初日からこれで大丈夫かと心配に。
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まずは1回目を見ての、とっちらかった感想を。予防線ですが、これは「Tomorrow never knows」で1995年にミスチルと出会ってから、ずっとファンでいる自分の勝手な想像および妄想です。それを承知で、もしも興味があれば先へお進みください…
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最初の3曲、「Everything(It's you)」「旅人」「名もなき詩」を演奏する4人の楽しそうなこと楽しそうなこと。若いロックバンドのように、ひたすら音をガチャガチャと。演奏が雑っていう意味じゃなく、いつもの大きいステージをやり遂げようっていう責任感を脇によけて、音楽そのもの、その空間を純粋に楽しんでいるかのような。
売れたい気持ちは当然持っていたみたいだけど、日本を代表するアーティストなんて、本気で考えてたわけではないんじゃないかしら。きっと、誰にでもあるぐらいの夢や希望や妄想。それがいつの間にやら、メロディセンスと声と小林武史のアレンジ、そして時代との相性や運も含めて、あっという間に「時の人」になってしまった。
なりたかったもの
そうありつづけること
ありつづけてきたこと
トップアーティストにふさわしいように、きっと必死で走り続けてきたんでしょうね。アマチュアみたいな雰囲気で演奏する4人を見ていたら、思わずこみ上げるものがありました。ファンクラブ限定ライブというステージは、スターにならなかったMr.Childrenの演奏を見せてくれたのかも。
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「足音～Be Strong」では小林武史のプロデュースでないことが話題を呼びました。デビューからずっと一緒だったので、小林さんに「やってみたら」と言われたという事をどこかで桜井さんが言っていましたが、それでも不信感が拭えない人も多かったようです。
烏龍者から分社化して、エンジンという事務所を立ち上げた事実や、前後するようにap bankから始まった一連の活動を原因にと流れた不仲説。正直、関係者でもないので事実は一切分かりません。
それでも、救いになった言葉がありました。3曲が終わってのMCで「ここまでは過去のMr.Childrenの曲、次からはこれからのMr.Childrenの曲」そう紹介されて始まったのは「Melody」。そう、小林武史アレンジの新曲です。既存曲から新曲への切り替わりMCだからと取ることも出来るでしょうけど、これからのMr.Childrenが小林武史と完全に決別するわけではなさそうだと、勝手に安心しておくことにします。
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新曲たちは割とゴツゴツした感じ。セルフプロデュースだからなのかどうなのか。ただ何となく「FIGHT CLUB」「I Can Make It」「進化論」「未完」あたりがセルフプロデュースで、他は小林武史プロデュースじゃないかなと予想してみました。当たってたら嬉しい。
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ああ…ミスチルだなぁ。
どこまでもポップで、明るくて、でも切なさもあって。いつか「名もなき詩」を聴いた時にはじまって、何度も味わってきたこの感じ。本編ラストにして一気にテンションも感情も振り切って、思わず泣きそうになってしまった。
「幻聴」おすすめです。ロックなミスチルがいいって言う人の気持ちも分からないではないけど、自分はこっち。聴いた瞬間に「ミスチルだ！」と思わずにはいられない曲。歌詞が、また良くって。
「やっと一息つけるねって思ったのもつかの間 また僕は走りだす」
「夢から夢へと橋をかけて渡ってく」
「向こうで手招くのは宝島などじゃなく あたたかな誰かの微笑み」
「流されるようにトップアーティストになってしまったけれど、のんびり暮らすんじゃなくて、次の夢に向かって走り続けるよ」っていう意志表明なんじゃないかなぁ。
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今回の映画、ファンはもちろんだけど、ミスチルのライブに興味アリぐらいの人にお勧めしたい。アリーナ規模だとファンクラブ入ってても取れない人がいてチケットは取りづらい状況だから、映画なら値段も安くて、お試しにちょうど良いんじゃないでしょうか。
多分、映画館ではそんなに声出す人もいなくて盛り上がるのは無理だけど、ミスチルのライブって元々盛り上がるよりも聴くのがメインだから問題ないと思います…よ？
以上、映画見て久しぶりにミスチル熱があがったファンのレポートでした。今はTVブランチで紹介された幻聴をiPodに取り込んで聴きまくっています。2回目を行くかどうかは迷うなぁ…
