映画「幕が上がる」感想 〜 Mr.Children「fanfare」
なぜだろう…映画を見ている間ずっと、今まで聴いてきたミスチルの色んな歌詞が頭をぐるぐる回ってた。ちょうど今日聴いたばかりの歌詞が自分に突き刺さる。
「それでも心は手を伸ばし続ける」Mr.Children / 蒼
映画「幕が上がる」を見て、自分ももう一回、それとも初めて?全力で何かに打ち込みたくなったんだよね。いいライブほど、聴いてる最中に思考がぐるぐる回り出すんだけど、この映画もそうだった。ももクロが出てる事は置いといて、たくさんの人に見て欲しいな。
— ぢぇん (@kou10mo) 2015, 2月 13
残念なことに、自分には部活に全力で打ち込んだ経験がない。当然、サークルも。好きなものを聞かれたら、音楽を聴くこと歌うことと迷わずに答えられるのに、何もしてこなかった。いつも燻り続けてる感情が、映画の中のあるシーンでリンクした。
大人になると、追われることばかりだ。何か一つのことに打ち込むだけの勇気は、学生の頃以上に持てなくなってしまった。
でも。仕方のないことだって一部はあるにせよ、追いかけてくる魔物を作り出してるのは、誰でもない自分だ。
「幕が上がる」見ながら考えてたけど、ホント余計なものに囲まれて毎日過ごしているよなぁ。自分でしてることだから、一つ一つ減らしていかなきゃ。
— ぢぇん (@kou10mo) 2015, 2月 13
Mr.Children「fanfare」の歌詞から。
「悔やんだって後の祭り もう昨日に手を振ろう」
「あなたの瞳に いつか出会った本当の僕が 迷いこんでやしないかな?」
僕と同じように打ち込んできたものがなかった人
それから何が好きなのか分からない人。
自分じゃ気づけなくても、もしかすると身近な誰かが知ってるかもしれないよ。
「さぁ 旅立ちのときは今」
「失った宝物を探しに行こう」
「幕が上がる」見終わって数時間たったけど、改めて良かったな。不思議とモチベーションをかなり上げてくれた気がする。映画やドラマは全然詳しくないけど、歌と同じで後に何が残るかが大事なんだなと思った。上手さじゃない。
— ぢぇん (@kou10mo) 2015, 2月 13
この文章を書いてきて、最後の最後に、とっても大事なことに気付いた。
映画のエンディングがなぜ、あの演出だったのか。
そして、ミスチルの「fanfare」の歌詞とリンクした理由も。
今日、まさに、幕が上がったんだ。